
ミオ&リコの深掘りトーク 9トピック
素朴なツッコミと画家の裏話を拾い読み!
【Nikeの由来】勝利の女神降臨!
【Nikeの由来】勝利の女神降臨!

※社名は1971年、従業員ジェフ・ジョンソンが夢で見た名前として採用されたと創業者側の回顧で語られています。ロゴ「スウッシュ」はポートランド州立大学の学生だったキャロライン・デヴィッドソンが1971年に制作し、報酬は35ドル、後年に自社株が贈られています。スウッシュがニケの翼をかたどったという説明は各所で語られていますが、デザイナー本人は「動きを感じさせる形」として説明しており、この彫像を直接の下敷きにしたという記録はありません。
【風の表現】透け感のある服が石だなんて!
【風の表現】透け感のある服が石だなんて!

※左側のほうが仕上げが丁寧なことから、左斜め前から見せる前提で作られたと推定されています。当時の設置状態を記した記録が残っているわけではありません。
【パズル状態】バラバラで見つかった!?
【パズル状態】バラバラで見つかった!?

※破片の数は資料によって110個前後〜118個と幅があります。1863年4月に発見したシャルル・シャンポワゾーは考古学者ではなくフランスの外交官で、1891年に頭部を探して再訪しましたが見つかっていません。頭部と両腕は現在も未発見です。
【発見者の大失態】船の台座、現地に置いてきた
【発見者の大失態】船の台座、現地に置いてきた

※1863年にシャンポワゾーが現地に残した灰色大理石の塊は、1875年のオーストリア隊の調査で船の舳先の台座と判明し、1879年にパリへ運ばれました。像はパロス産の白大理石、台座はロドス島ラルトス産の灰色大理石で、この石材からロドス人による奉納と考えられています。
【幻の右手】ニケは何を持っていた?
【幻の右手】ニケは何を持っていた?

※右手の手のひらは1950年、ルーヴルの学芸員ジャン・シャルボノーが現地で発見しました。指は1875年のオーストリア隊の発掘品としてウィーン美術史美術館に未整理のまま保管されていたもので、ニケのものと判明して接合され、1954年からルーヴルで展示されています。この発見でラッパ説は否定されましたが、開いた手が何をしている場面かは確定していません。
【右の翼】片方はまるごと石膏のニセモノ
【右の翼】片方はまるごと石膏のニセモノ

※右翼は現存する破片がごくわずかで、左翼を鏡像にして石膏で全面的に復元したものです。左翼にも修復部分が含まれます。頭部と両腕は復元されておらず、欠けたまま展示されています。
【2014年の大掃除】首はないのに、髪の毛が出てきた
【2014年の大掃除】首はないのに、髪の毛が出てきた

※2013年9月から2014年7月にかけての修復での所見です。総費用約400万ユーロのうち約100万ユーロがクラウドファンディングで集められました。翼と衣の裾に残る青の痕跡は科学調査で検出されたもので、全体がどう彩色されていたかは分かっていません。
【展示の工夫】ルーヴルのスター待遇
【展示の工夫】ルーヴルのスター待遇

※ダリュの階段への設置は1884年、現在の見え方をつくる階段の大改装は1934年です。1939年9月に戦争を避けてアンドル県のヴァランセ城へ疎開させ、1945年7月に無傷で階段上へ戻されました。台座を含む高さは5.57メートルです。
【1909年】「レーシングカーのほうが美しい」と名指しで貶される
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※フィリッポ・トンマーゾ・マリネッティ「未来派創立宣言」(1909年2月20日、ル・フィガロ紙1面)第4項の一節です。1971年の社名決定とスウッシュの制作については topic-1 の注釈を参照してください。
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